【医療職の年収ランキング】年収の低い医療職の今後の戦略

ひろし

こんにちは。ひろしです。

こんな悩みについて解説します。

・年収が他の医療職種と比べてどうなのか知りたい
・自分の年収が低いと感じているけどどうすればいいかわからない
・将来、年収が上がる見込みがあるのか知りたい
・年収を増やしたいけど知識もスキルもない

医療職の年収ランキング

 

 

 ・医師           約1169万円

 ・歯科医師          約570万円

 ・薬剤師           約561万円

 ・放射線技師         約502万円

 ・看護師           約482万円

 ・臨床検査技師        約461万円

 ・理学療法士、作業療法士   約409万円

 ・歯科衛生士         約370万円

 ・栄養士           約356万円

 ・介護士           約340万円

 

ちなみに日本全体の平均年収は430万(2021年9月に国税庁より発表)

医療職内でもかなり差がありますね。

 

 

そして、問題なのはこの年収が少しずつでも上がっていっているのかどうか?

 

平成29年に財務省から出された資料では、

1995年から2016年にかけて給与水準がどのくらい上がったのかが出されています。

(1995年の給与水準を100%としたときに2016年の数値)

 

 

 ・医師          100%→126.64%

 ・歯科医師        100%→118.04%

 ・薬剤師         100%→117.20%

 ・看護師         100%→111.73%

 ・理学療法士       100%→97.58%

 ・作業療法士       100%→100.23%

 

 

1番平均年収の高い医師は、20年間で約26.64%水準が上がっていますが、

作業療法士は、20年間で0.23%でほぼ変わらず。

理学療法士は、-2.42%で下がってるという現実。

 

 

あなたの職種はどうでしょうか??

 

 

年収の低い医療職の今後の戦略

本業+副業が最強

 

結論から言うとまず始めるには『本業+副業』が最強です。

理由は、

・国家資格を持っているという面では安定している
・一般職と比較して、残業が少ない
・転職しても年収がアップするとは限らない

からです。

 

 

将来、医療職の年収が上がりにくい理由

医療業界の収益構造

主に医療保険制度内で行われる検査や治療は、

診療報酬という点数が決められています。

 

その点数に応じて、病院が医療費を請求します。

そのうち、7割を国が医療費から3割を患者さんが払う仕組みです。

 

 

また、検査や治療内容によっては期間内に請求できる回数が

制限されているものもあったりしますよね。

 

その診療報酬は誰が決めているのかというと、

医療費の7割を支払っている日本の政府が決めちゃってるんですよね。

 

 

これは、一般の企業に例えると「商品の値段」を国から決められており、
また売っていい個数まで制限されている状態です。

 

もちろん
医療保険制度は、「誰もが安心して医療を受けられる」ように必要な制度です。

 

この制度に助けられる人がほとんどでしょう。

 

しかし、

この状態では、特に診療報酬が低い医療を提供している医療職は、

どうしても年収が上がりにくいのが現状・・・。

 

病院経営が良くない

 

病院経営と聞くと「儲かっているんでしょ!」と思う人が多いかもしれません。

しかし、意外と赤字の病院が多いんです。

 

日本病院会が2018年に行ったアンケートによると54%の病院が赤字とのこと。

 

その赤字は、人件費設備投資病床稼働率が低いが主な要因。

人件費が高いから赤字になるなら、逆に年収を上げるなんて・・・

 

 

戦略は大事

病気やケガをした人を助ける「やりがい」のある仕事ではありますが、

頑張っても、なかなか昇給に繋がりにくいことも事実だと思います。

 

年収を上げるために最初に思いつくことといえば、

今職場での昇進を目指すか転職するか、起業するかですよね。

 

しかし、そもそも管理職のポストが少ない医療業界にとって、

昇進を目指すのは効率は良くないです。

 

また病院経営も良くないと、昇進しても大幅な昇給が望めるかはわかりません。

 

転職にしても、同じ資格で同じ業務を行う以上は、大幅な年収アップは難しいです。

もちろん「今の職場がブラックだ」とか「他にやりたいことがある」

ということなら転職もありですよね。

 

だけど、「今の職場は好きだけど、年収が低いから・・・」

って理由だけで転職するのはもったいないです。

 

年収だけを見て転職すると職場の雰囲気に馴染めずに、

またすぐに転職なんてことも・・・。

 

 

 

起業は、カッコイイなと思いますし、

いつかはチャレンジしたいとも思います。

 

けど、年収を上げたいがためにいきなり始めるのはかなりリスクが高いですよね。

するにしてもそれなりの準備が必要です。

 

同僚が転職や起業すると
なんかかっこいいな!

一歩踏み出してるな!

自分はこのままでいいのかな?

なんて思いますよね。

 

確かに、転職や起業は勇気のいる決断ですし、尊敬もします。

でも、『転職・起業だけがキャリアアップ』ではないですし、

そこに居続けることが成長していないことではありません。

 

今の職場で働きつつ、自分の時間で副業することで年収アップができます。

なので、まず始めるべきは副業です。

 

本業で今の生活を守りつつ、副業を頑張って年収をアップさせる。

 

メリット、デメリットを考えると『本業+副業』が最強です

日本人はiPhoneを買えなくなる?!

 

 

別に年収上げなくてもそれなりに生活できているし・・

なぁ〜んて思ってませんか?

 

今は確かにそうかもしれませんが、もう少し先の将来はどうでしょう?

これから日本は経済の面でどんどん貧しくなると言われています。

 

それを象徴するものとして、『iphone』があります。

 

ここ数年、新しく発売されるiphoneの値段が高いと思いませんか?

 

これは、性能がよくなったからだけじゃないんです。

 

理由は、「アメリカの物の値段が上がっている」からです。

じゃあ、アメリカの人も買えなくなるのは同じじゃん!

と思いますよね。

 

ただアメリカは、全体の平均年収も上がっているです。

物の値段が上がっても、収入も上がるなら負担はそんなにかかりません。

 

しかし、日本のように物の値段が上がっても、収入は上がらないときついです。

だからこそ、今からでも行動した方が将来の自分のためになるはずです。

 

「いや、うちの職場は副業禁止だからできない!」

 

いまだに副業原則禁止のところも多いですよね。

 

解決策としては、

職場と交渉して副業OKにしてもらう

バレないようにする

があります。

 

厚労省も副業促進のガイドラインを出しているため、

交渉次第で職場も動いてくれるかもしれません。

 

バレないように副業をするテクニックもあります。

 

知識もスキルもないあなたが年収を増やす方法

 

副業をしよう思ったときに、

よし、じゃあ頑張ってバイトしよう!」は、良くないです。

 

大切のは『自分で稼ぐ力をつける』ことです。

 

0から知識を身につけてもいいし、

自分の趣味や好きなことをマネタイズしてもいいです。

 

簡単なことではないけど、一緒に頑張って行動しましょう!!

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