こんにちは。
看護師さんと結婚したひろしです。
看護師は「年収が高い」というイメージを持たれることも少なくありませんが
実際のお給料事情が
結婚して色々わかったこともあるので解説していきます。
これを見れば看護師としての年収アップのコツが得られます。
看護師年収の現状
厚生労働省の調査によると
看護師の平均年収は491万8300円(平均年齢41.2歳)となっています。
この調査だけを見ると年収は高いと感じる方もいると思います。
しかし、わたしの奥様の年収は・・・年齢が若いというのもありますが残念ながら平均よりも低いようです。
では、そもそも年収はどうやって決まるのか?
それは業界✖️職種(役職)で決まります。
金融業界✖️営業部長
小売店業界✖️取締役
IT業界✖️エンジニア
このように業界✖️職種(役職)でだいたいの年収は決まります。
では看護師さんの場合はどうでしょうか?
看護師業界を細分化すると
大学病院、総合病院、一般病院、精神科病院、一般クリニック、美容クリニック、教員などがあります。
総合病院✖️看護部長
美容クリニック✖️看護主任
大学教員✖️看護学科准教授
このように働く業界(病院)によって年収は変わってきます。
ということは
同じ資格で同じ業務をしても働く環境によって給料が変わるということ。
また
看護師さんの場合、働く地域によっても年収が違うようです。
1位:青森県(540万)
2位:岐阜県(530万)
3位:神奈川県(521万)
・
・
47位:大分県(405万)
首都圏や大阪や愛知などの都市部は平均より高く、九州・四国地方は低めの傾向がみられます。
仕事内容に大差はないように思えますが
1位と47位で135万の差は一体何なのでしょうか・・・
それは大きな病院の数が多いということも考えられます。
病院の規模が大きいほど年収は高い傾向にあります。
年収アップの仕組み
それでは年収をアップさせるにはどうすれば良いのか?
業界(病院)✖️役職(職種)
業界を変える または 役職に就くということになります。
役職に就くというのはイメージが湧くと思いますので
業界について深掘りしたいと思います。
具体的にどの業界が年収が高いのか?
①美容外科業界
美容外科クリニックは
診療報酬ではなく自由診療のため
診療の料金はそれぞれの医院やクリニックに委ねられています。
そのため、給料も一般病院(夜勤含む)よりも高い傾向にあります。
また基本的に夜勤もないため自身の体調も整えやすいです。
強いてデメリットを挙げるのであれば
美容外科業界での経験は
看護師としての経験年数に含まれないということです。
しかし、マンパワー不足の看護師業界では
美容外科クリニックからの転職の際もさほど不利に働くこともないようです。
②精神科病院
精神科病院は事業所によって
特殊手当(危険手当)がつきます。
業務を行う上で危険や危害が及ぶ可能性が高い場合に支給されます。
そのため一般病院よりも高い傾向にあります。
あとは一般病院に比べて男性看護師が多いのは心強いかもしれません。
また
精神科は投薬治療メインで容体急変や緊急の医療処置が必要なケースは多くありません。
外来においても予約診療がほとんど。
そのため残業が少なく、ほぼ定時に帰宅できます。
③規模の大きな病院
規模の大きな病院は財政状況が比較的安定しているため基本給が高い場合が多いです。
また
国立大学病院や県立病院などは
公務員になるため退職金に雲泥の差があります。
生涯年収で考えると良いかもしれません。
転職(就職)するときの注意点
看護師さんが転職する際は職場を辞めてからとは思わず
在職期間中に転職活動を始めてください。
お金のことを考えれば先に辞めてしまうと
給料が入らない期間があるということになります。
勢いで辞めるというのはオススメしません。
それから
必ず病院見学に行ってください。
病院の雰囲気、看護部長の人柄を確認し給料や手当のことはもちろん
福利厚生や残業の取りやすさなど気になることは何でも聞いてみましょう。
お金のことは聞きづらいという方は転職エージェントに相談するのがオススメです。
気になる離職率などの情報を持っていることが多いです。
わたしの奥様も転職エージェントに相談して聞きづらいことは聞いてもらったり
履歴書のアドバイスなどもしてもらって楽していました。笑
いかがでしたでしょうか?
お金を優先に職場を決めるなんてと思う方もいらっしゃると思いますが
看護師さんに不満を聞くと
たいてい「給料が低い」と返ってきます。
これを見ていただいた方の看護師としてのやりがいと
それに見合っただけのお給料がもらえることを
心より祈っております。
それでは、また。